2024台湾遠征 団長報告(その2)

夢の続き 2024



3月22日。8:30羽田発の飛行機に搭乗するために4時に起床し、羽田空港に向かいます。台湾に向かう機内では、CAさんにどんな団体かを質問され、一通り野球を通した国際交流の団体であるとIBAを説明しました。

台北松山空港で我々を迎えてくれたのは、陳事務局長と息子の瑋翔さんです。瑋翔さんとは2013年の結婚披露宴に招待されて以来の再開で、思い出話が弾みました。瑋翔さんは、3日間船橋チームの通訳やいろいろとお世話をしてくれるそうです。

空港着がちょうどお昼時だったので、まずはいつもの店で水餃子を頂きました。とてもあっさりとして食べやすいです!昼食後は中正紀念堂の見学ですが、広大な敷地と大きな建物にはいつもながら圧倒されます。

今回お世話になったホテルは、普通のビジネスホテルでした。周辺には日本人学校、アメリカンスクール、三越デパートなどがあり、古くからの高級住宅地ということでしたが、電車の駅は近くなくあまり便が良いところではありませんでした。このホテルでは、嘉義市で開催された桃城盃に参加していた宮城、岩手、青森の選抜チームと合流しました。このチームは桃城盃で優勝したそうです。

今回の遠征では当初台北市内での交流を希望しましたが、お隣の桃園県での交流を勧められ了承しました。桃園県にはこれまで4回お邪魔しているので、旧知の方々と再会できるのではないかと楽しみにしていました。予想は的中し、徐さん、江さん、曹さん、廖さんの息子さんなど13年ぶりの再会を果たすことができました。

試合会場は桃園国際空港の近くで、レフト後方を飛行機が飛び立つのが1日中見えました。このグランドは、中学生専用グランドということでしたが、よく整備されておりダックアウトには屋根も付いていて、日本とは雲泥の差でした!また、現地では、台湾チームの選手が船橋の選手不足を補ってくれ、試合が成り立ちました。このことを忘れずに、子どもたちにはお互いに補って心配しあえるような友達を作ってほしいと思います。

遠征のたびに思うことですが、台湾の方々は我々のために本当に良くしてくれます。久しぶりの遠征でしたが、改めて実感しました。メンバーが足りずに苦労しましたが、終わってみるとやはり遠征は楽しいです。

最後に、今回遠征頂いた監督、コーチ、同行頂いた父兄の方々が、それぞれの立場で大変良く協力してくれて無事に遠征を終えることができたことを、心から感謝しております。お疲れ様でした。謝謝、真感謝!